言葉

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「東西南北」はなぜその順番なのか——方位語の起源と世界の違い

「東西南北」という並び順はなぜ東から始まるのか。日本語の訓読み「ひがし・にし・みなみ・きた」の語源から、英語・中国語との並び順の違い、中世地図の方角観まで。方位語が映し出す各文化の価値観と歴史をたどる。
言葉

カタカナ語はなぜ定着するものと消えるものがあるのか——外来語の生存条件

「クラスター」は定着し、「オーバーシュート」は消えた。同じコロナ禍に登場した二語の明暗は、何が分けたのか。外来語の定着と淘汰を左右する要因——語彙体系への収まりやすさ、音節の長さ、意味の拡張——を歴史的事例とともに整理する。
言葉

日本語の数え方はなぜ複雑なのか——助数詞が映し出す世界の見方

日本語の助数詞は一説に約500種類とも。「本・枚・匹・羽・杯」——それぞれの背景には形状・生死・文化的慣習が絡み合う。和語と漢語という二系統が混在し、音便まで加わる複雑さの構造と、助数詞が映し出す世界の見方をたどる。
歴史

旧国名はなぜ今も生き残っているのか ——廃止されなかった地名の、1000年後

「信州そば」「伊予柑」「薩摩芋」——これらはすべて明治以降に廃止されたはずの地名を冠している。旧国名はなぜ消えなかったのか。法律で廃止されなかった経緯から、県境と国境のずれ、兵庫県・長野県の具体例まで、旧国名が生き続ける理由を整理する。
言葉

漢字にも方言がある ——地域が生んだ文字、その来歴と現在

漢字は全国共通、という前提は正確ではない。特定の地域でしか使われない「方言漢字」は日本全国に存在し、中国の広東語・閩南語にも固有の方言字が発達してきた。埼玉県八潮市にただ一か所だけ存在する「垳」という文字を軸に、地域と文字の関係を読み解く。
歴史

各地の山はなぜ「富士」と呼ばれるのか——郷土富士という文化現象

「〇〇富士」と呼ばれる山は全国に400以上存在する。縄文期に遡る富士山信仰の広がりと、江戸時代の富士講による代替文化——郷土富士が各地に生まれた背景と、その多様な実態をたどる。