言葉 カタカナ語はなぜ定着するものと消えるものがあるのか——クラスターは残り、オーバーシュートは消えた
新しいカタカナ語は次々と生まれますが、定着して辞書に残るものと、数年で消えるものがあります。両者を分けるのは何でしょうか。コロナ禍の「クラスター」と「オーバーシュート」の明暗を入り口に、言い換えがきかない・語彙の中に居場所がある・日本語の口に合う長さに縮む・意味が育つ、といった生き残りの条件をたどります。戦時中の敵性語排斥や国立国語研究所の言い換え提案からは、言葉を上から操作することの難しさも見えてきます。
